憲法改正について:『いつくしきのり』と『おきて』の違い

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憲灋 ~ いつくしきのり

日本書紀原文
夏四月丙寅朔戊辰、皇太子親肇作憲法十七條
一曰、以和爲貴、無忤爲宗。人皆有黨。亦少達者。以是、或不順君父。乍違于隣里。然上和下睦、諧於論事、則事理自通。何事不成。

書き下し文
夏四月丙寅朔の戊辰の日に、皇太子、親ら肇めて憲法十七條いつくしきのりとをあまりななをち)を作る。
一に曰く、和(やわらぎ)を以て貴しと為し、忤(さか)ふること無きを宗とせよ。人皆党(たむら)有り、また達(さと)れる者は少なし。或いは君父(くんぷ)に順(したがわ)ず、乍(また)隣里(りんり)に違う。然れども、上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、事を論(あげつら)うに諧(かな)うときは、すなわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん。

[出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/十七条憲法]

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